恋愛偏差値0.01。
ゲームセンターから結構離れているのに……どうして分かったんだろう。
「美月。もう夕方だよ」
「女の子が一人で公園にいるとか、危ないって分かる?」
いつもより低い声。
優しい口調じゃない。
怒ってる。
「なんかあったの?」
そう聞かれたけど、あんなこと、凪くんには話せない。
「……大丈夫」
「大丈夫じゃないでしょ?」
そう言うと、凪くんは優しい手つきで私の目元にそっと触れた。
「とりあえず、冷やそ♡」
「おいで」
そう言って、凪くんは私の手を引き歩き始めた。連れて来られたのは、近くのドラッグストアだった。
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