恋愛偏差値0.01。
気付けば、時刻は21時34分。
「……そろそろお店を出なきゃいけないですね」
「これから何するぅ〜?」
なぜか凪くんは、まだ遊ぶ気満々だ。
「僕のお家来るっ?」
その瞬間、狂犬さんが凪くんの頭を軽く叩く。
「お前だけの家じゃない」
「いたぁ〜い!」
凪くんは頭を押さえながら、少しだけ頬を膨らませた。
「二人で住んでるんですか?」
「今のとこ」
高校生が二人暮らしなんて、不思議だ。
どんな生活を送っているんだろう。
ぶっちゃけ、少しだけ興味が湧いてしまう。
「美月〜♡」
「はい」
「気になる〜?」
「どんな感じのお家なんですか!?」
身を乗り出して聞くと、凪くんは嬉しそうに笑った。
「今から行こうよぉ♡」
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