恋愛偏差値0.01。ー恋愛初心者溺愛されますー【完】
26.揺れる時間
鳥のさえずりが聞こえて、ゆっくり目を開ける。
「……あっ」
手には凪くんから貰った手紙を握っており、少しだけ皺になっていた。
必死に紙を伸ばすが、元には戻らない。
眉を下げ、机の引き出しの中にそっと入れた。
机の上に飾った、凪くんと私の写真から笑顔が消えた気がした。
クローゼットから制服を取り出すと、袖を通す。
玄関に向かい、茶色のローファーを履く。
扉を開けると、空は薄暗く小雨が降っていた。傘を取り出すと、広げて歩き出す。
「……雨、やだな」
やがて、学校の校門が見えてきて、足を止める。
見慣れた銀色の髪が、視界に入る。
凪くんが、傘をさして立っていた。
「……おはよ」
「……おはよう」
挨拶を交わしているのに、距離を感じるのは何故だろう。
話したいのに、言葉が見つからない。
下駄箱から上靴を取り出すと、履き替えた。
「……あっ」
手には凪くんから貰った手紙を握っており、少しだけ皺になっていた。
必死に紙を伸ばすが、元には戻らない。
眉を下げ、机の引き出しの中にそっと入れた。
机の上に飾った、凪くんと私の写真から笑顔が消えた気がした。
クローゼットから制服を取り出すと、袖を通す。
玄関に向かい、茶色のローファーを履く。
扉を開けると、空は薄暗く小雨が降っていた。傘を取り出すと、広げて歩き出す。
「……雨、やだな」
やがて、学校の校門が見えてきて、足を止める。
見慣れた銀色の髪が、視界に入る。
凪くんが、傘をさして立っていた。
「……おはよ」
「……おはよう」
挨拶を交わしているのに、距離を感じるのは何故だろう。
話したいのに、言葉が見つからない。
下駄箱から上靴を取り出すと、履き替えた。