春のその先で、君と。



「すごい人……。」


「見えるかなぁ。」


陽菜が背伸びをする。 私は人混みの後ろから、掲示板を見つめた。



「見えないよぉ……。」



「……あっ!」


鈴野陽菜



「りのん!」


「えっ?」



「私、三組!」



見つけた喜びで振り返る陽菜。


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