君との最後の約束

部屋に入るとおじいちゃんのお客様が居た。

枕を求められるのだろうか、
もう覚悟はできていた。

「それで、1位との差はどのくらいだ?」
「1600万円です。」

「いいだろう。」

「え!?いいのですか?」

「若い子に夢を語られたのは久しぶりだよ。
わしはそういう子を応援したいからね。」

私はびっくりした。

「今日は泊まっていきなさい。
あぁ安心しろ、わしはもう使い物にならんから」

「はい!」
< 48 / 78 >

この作品をシェア

pagetop