君との最後の約束

#16 貴方を不幸にさせたくない


退院してからも、毎日のように友達が
差し入れにきてくれた。

こんなに周りに愛されているのに
なんでこんな行動ができたのか不思議でたまらない。


「まだ痛む?」
蓮斗さんが優しく聞いてきた。

「大丈夫だよ、」

「ねぇ蓮斗さん、私は蓮斗さんには
幸せになって欲しいと思ってる」

「うん」

「今の私じゃ、蓮斗さんを不幸にしてしまう
今の私じゃ、あなたを幸せにする事は出来ない。
離れてもいいんだよ?」

「離れないよ、もう離さないって決めたから」

本当にこれでいいのだろうか。
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