【BL】お前なんか嫌いだ
放課後、電車で数駅隣の朱堂学院まで来た
校門に居たら羽玖が出てくるの気付くかな
しばらく校門で待っていると
「あ……」
羽玖の姿が見えた
羽玖1人だ
今なら声掛けやすい
「羽ーーーーー」
「羽玖!今日暇?」
俺が声を掛けるのを遮るように1人の女子が羽玖の腕に抱き着いた
「何?」
「皆でカラオケ行こうって話なんだけど羽玖も行くよね?」
「あー……うん。別にいいけど」
女子のことを拒否しない羽玖
その姿に呼吸が苦しくなる
可愛い女子と羽玖はとてもお似合いだ
俺なんかより……ずっと……
「翠惺?」
「……っ」
身体が強張り動けなかった