ファンとアンチから溺愛されてます ~みんなが主人公シリーズ~
早くこの時間が終わることを願っていると、
指を口から取り出した。

「うん、ないね!」

そういうと、
かなは口に入れた指をペロリと舐めた。

舐めっ……!?
汚いのにっっ……

思わずじーっと見てしまったから、
かながにやりと笑った。

「なに?
そんなに私のこと見てどうしたの?」

「っ……なんもないし」

そういって顔を背けると、
かなはなにもしてこなかった。

あれ……終わり?

やっ、やったぁぁ……

終わった……

つかれたし、
私はかなのこと好きなわけでもないのに…
なんでこんなことしてんだろ。

無理矢理とはいえ抵抗感が……

なんか自分が汚く感じるし……

じゃあお酒飲も―

♪ ピンポーン

……インターホン?

「なんなのよ、今いいとこなのに……」

かながそう呟いた。

いいところ……?

もう終わったんじゃ……?
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