冷徹なエリート社長はセフレな私を一途に愛して孕ませたい
美桜は恭司に押し倒されてしまった。
どうやら彼は彼女が実家に戻って新宮部長と勘違いしているようだ。
「何がどう違うんだよ?」
恭司に何か言い返したいけれど、そんな隙を与えてもらえない。
「他に好きな男がいるのに――どうでも良い男相手にできるんだもんな?」
恭司がやや挑発的な声音で告げてくる。
「俺を相手にした後なら、別の男だと満足できないかもな。手酷く抱いてたら、嫌になって、次の男が優しく感じるかもしれないけどな」
恭司が舌なめずりをした後、顔を持ち上げた。
二人の視線が出会う。
美桜は思いを伝えてみることにする。
「恭司さんは意地悪です」
「意地悪?」
美桜の瞳が潤む。
「そうです。だって……私は……」
美桜は初めての相手である恭司と結ばれるのなら、その方が嬉しいのに。
(恭司さんは私が他の男の人のところに行ってもどうでも良いのかな?)
なんだか胸がざわざわして落ち着かない。
それに……。
「それに……恭司さんも……他の女性と……」
――恭司さんも昨日は他の女性と一緒に会ってたんでしょう?
そんな風に追及した上で恭司から逃げ出そうとしたのだけれど……。
「俺も……なんだよ?」
恭司の低い声を耳にして、美桜はハッと息を呑んだ。
(酔っているから?)
恭司の瞳が揺れ動く。
どうしてだろう――?
(恭司さん、なんだか泣きそうに見える)
成人男性に対して言い方は良くないが、叱られるのを恐れている子どもだったり、怯えた動物のように見えてしまったのだ。
(逃げようと思えば逃げ出せる。だけど……このままこの人を放っておけない)
恭司が体勢を整えると美桜の身体の上に乗りあがってきた。
「逃げ出すなら今の内だったのにな。どうして逃げなかった、やっぱりトロトロしてるな」
性急な動作に困惑していると……。
「あっ、恭司さんっ……」
美桜の両手首を恭司の両手が制してくる。
恭司がギラギラ獣のように瞳を輝かせながら、こちらを見下ろしてきていた。
「これまではだいぶ手加減してやってたんだ。今日動かせてもらう」
「え?」
彼が言った通り、これまでは手加減してくれていたのだろう。
「今日は寝るなよ。俺はまだ満足していない。これで最後なんだからな」
「恭司さん……」
「何だよ……?」
そうして、美桜は恭司に声をかける。
「これで最後だなんて嫌……」
すると、恭司の顔がくしゃりと歪んだ。
けれども、すぐに美桜の衣服を頭の先から奪い取る。服に隠れて彼の表情が見えなくなった。
衣服を脱がされて、次に恭司の顔を見る。
やっぱりどこか悲哀に満ちていて――なんだか泣きそうに見えて仕方がない。
「どうせ逃げられるぐらいなら、自分から嫌われて――捨ててしまった方がマシだ」
「恭司さん、あっ」
彼が彼女の首に顔を埋める。
恭司の言葉の真意を確かめることができないまま、美桜は一晩中身体を弄ばれ続けたのだった。
どうやら彼は彼女が実家に戻って新宮部長と勘違いしているようだ。
「何がどう違うんだよ?」
恭司に何か言い返したいけれど、そんな隙を与えてもらえない。
「他に好きな男がいるのに――どうでも良い男相手にできるんだもんな?」
恭司がやや挑発的な声音で告げてくる。
「俺を相手にした後なら、別の男だと満足できないかもな。手酷く抱いてたら、嫌になって、次の男が優しく感じるかもしれないけどな」
恭司が舌なめずりをした後、顔を持ち上げた。
二人の視線が出会う。
美桜は思いを伝えてみることにする。
「恭司さんは意地悪です」
「意地悪?」
美桜の瞳が潤む。
「そうです。だって……私は……」
美桜は初めての相手である恭司と結ばれるのなら、その方が嬉しいのに。
(恭司さんは私が他の男の人のところに行ってもどうでも良いのかな?)
なんだか胸がざわざわして落ち着かない。
それに……。
「それに……恭司さんも……他の女性と……」
――恭司さんも昨日は他の女性と一緒に会ってたんでしょう?
そんな風に追及した上で恭司から逃げ出そうとしたのだけれど……。
「俺も……なんだよ?」
恭司の低い声を耳にして、美桜はハッと息を呑んだ。
(酔っているから?)
恭司の瞳が揺れ動く。
どうしてだろう――?
(恭司さん、なんだか泣きそうに見える)
成人男性に対して言い方は良くないが、叱られるのを恐れている子どもだったり、怯えた動物のように見えてしまったのだ。
(逃げようと思えば逃げ出せる。だけど……このままこの人を放っておけない)
恭司が体勢を整えると美桜の身体の上に乗りあがってきた。
「逃げ出すなら今の内だったのにな。どうして逃げなかった、やっぱりトロトロしてるな」
性急な動作に困惑していると……。
「あっ、恭司さんっ……」
美桜の両手首を恭司の両手が制してくる。
恭司がギラギラ獣のように瞳を輝かせながら、こちらを見下ろしてきていた。
「これまではだいぶ手加減してやってたんだ。今日動かせてもらう」
「え?」
彼が言った通り、これまでは手加減してくれていたのだろう。
「今日は寝るなよ。俺はまだ満足していない。これで最後なんだからな」
「恭司さん……」
「何だよ……?」
そうして、美桜は恭司に声をかける。
「これで最後だなんて嫌……」
すると、恭司の顔がくしゃりと歪んだ。
けれども、すぐに美桜の衣服を頭の先から奪い取る。服に隠れて彼の表情が見えなくなった。
衣服を脱がされて、次に恭司の顔を見る。
やっぱりどこか悲哀に満ちていて――なんだか泣きそうに見えて仕方がない。
「どうせ逃げられるぐらいなら、自分から嫌われて――捨ててしまった方がマシだ」
「恭司さん、あっ」
彼が彼女の首に顔を埋める。
恭司の言葉の真意を確かめることができないまま、美桜は一晩中身体を弄ばれ続けたのだった。