目立ちたくない地味子ちゃんは、冷徹会長に遊ばれて。
「じゃあね、つむぎちゃん。お邪魔しました」

「佐藤、元気にしとけよ!」

「つむぎ先輩!また遊ぼうねぇ」


夜の8時。

律先輩たちや他の役員が、名残惜しそうに私の家から帰っていく。

西園寺くんは最後まで仏頂面のまま、一番最後に

「じゃあな」とだけ言ってぶっきらぼうに背を向けた。急に静かになったリビング。

さっきまでみんながいた場所を見つめると、少しだけ寂しさが込み上げてくる。


「……みんな、嵐みたいだったな」


片付けを終えてお風呂に入り、私は自分の部屋のベッドに倒れ込んだ。
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