美少女
ある日、クラスのよく知らない男子の水野(みずの)くんに、コクハラ(告白ハラスメント)された。

「俺、桃田(ももた)のこと、好きなんだ」

私は、教室内でクラス一かわいい女の子ということにされているため、コクハラには、うんざりしていた。
「そう......」
気持ち悪いって正直に伝えたら怒られるし、なんて断ろうかな、と私が悩み始めると、急に、水野くんが予想していた退屈な展開を裏切った

「嘘だよ。嘘に決まってるだろ?前から思ってたんだけどさ、桃田、お前が、だめなんだよ。お前が、そうやって、いいこブリッコ決め込んで適当に過ごしているから、俺が断罪しなきゃいけなくなるんだよ!お前みたいな、みんなの操り人形、俺は、大っ嫌いなんだよ!!ざまぁってやつだよ!」
 私は驚いた。水野くんが、すさまじいからだ。
 だれも、みんなに優しいだけのぬるい私を怒ってくれないのに、水野くんは、そんなに怒るのか。
「そうだね」
 私が吐き出すように言うと、水野くんは目を丸くした。
「え?」
 私は、くり返し言った。
「いや、そうだなって思って」
 水野くんは、自分で正解を弾き出したのに、なぜか驚いている。
「ぬるいバカな私は、もうやめてやるよ。水野くんくらいしか、反対意見、言ってくれる人は、いないから」
 水野くんは、少し状況を理解したようで、つぶやいた。
「そうなのか」

 私は白状した。
 「ずーっと、つまらない優等生やっていても、みんな、かわいいね、えらいね、やさしいねって言うだけで、教室で、一人勝ちしていて、孤独だった。潰れそうだった。ごめんだけど、カッコイイ悪意に満ちた水野くんには救われてしまうよ」
 
水野くんは、そうか、とだけ言った。

「そうだよ。水野くんは、正解したんだから、自信持って」

私は水野くんに、そう伝えて、今度こそ、つきまといの男子たちを潰す計画を立て始めた。

あとがき
読みましたか?
あー、やっぱり怖くなったな。
どうしても、私は怖くなる。
もういいよ。
「怖い」でいいよ!
私が「危険人物」でいいよ!(適当、これは、いいこちゃん?)

怖かったら、優しい小説家の小説に逃げていいよ!


私は、マジで怖いよ!
私は、イヤミス(嫌なミステリ)だよ!
白状すると、私は「性格悪い」「冷たい」って評判だよ!(もちろん、悪い意味)


私は、また嫌われたな。慣れてるよ!


今日、これを書けた理由↓
「俺ではない炎上」(文体が超カッコイイ浅倉秋成さん)の35歳以下についての考えを読んで、元気が出たからです。
あー、良かったー。
やっぱり、冷たいの最高だわー。

なかなか、言ってくれる人は、いないからさー。

マジで35歳以下で良かったー。





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