初恋が君に届くまで
【今度の土曜日、空いてる? よかったらつき合ってほしい】
つむぎにそうメッセージを送ると、すぐに既読になる。
だが待てど暮らせど、返事は来ない。
夜になってようやく返って来た。
【はい、あの……。お呼び出しとあらばうかがいます】
どうやら「ちょっとつき合えや」と廃屋にでも連れ込まれると思っているのだろうか。
丈は、そんなことはないよとばかりに笑みを浮かべて、次のメッセージを打つ。
【車でマンションまで迎えに行く。10時でいいかな?】
すると既読から1時間後に返事が来た。
【かしこまりました。その……、お車でどちらへ?】
【んー、当日のお楽しみ】
にっこり笑いながら打ったというのに、つむぎからは恐怖に震えるうさぎのスタンプが送られて来た。
長い耳はヘニョリと垂れ、前脚で顔を覆い、涙の水たまりがじわーっと広がるアクション付きだ。
(大丈夫かな?)
そうは思うものの、丈は既につむぎとのデートが楽しみで仕方ない。
どこに行こうかとあれこれ考えを巡らせ始めた。
つむぎにそうメッセージを送ると、すぐに既読になる。
だが待てど暮らせど、返事は来ない。
夜になってようやく返って来た。
【はい、あの……。お呼び出しとあらばうかがいます】
どうやら「ちょっとつき合えや」と廃屋にでも連れ込まれると思っているのだろうか。
丈は、そんなことはないよとばかりに笑みを浮かべて、次のメッセージを打つ。
【車でマンションまで迎えに行く。10時でいいかな?】
すると既読から1時間後に返事が来た。
【かしこまりました。その……、お車でどちらへ?】
【んー、当日のお楽しみ】
にっこり笑いながら打ったというのに、つむぎからは恐怖に震えるうさぎのスタンプが送られて来た。
長い耳はヘニョリと垂れ、前脚で顔を覆い、涙の水たまりがじわーっと広がるアクション付きだ。
(大丈夫かな?)
そうは思うものの、丈は既につむぎとのデートが楽しみで仕方ない。
どこに行こうかとあれこれ考えを巡らせ始めた。