イケメンすぎる、君が好き。
エピローグ

イケメンすぎる、君が好き。


❖ ❖ ❖


まだ咲いたばかりの桜が、晴れ晴れと咲き誇る校庭。

一年というのは、実にあっという間だと思う。

あれから月日は流れ――今日は、三年生へと進級する始業式。

春休みを終えた校舎には、久しぶりに顔を合わせた生徒たちの声があちこちから響いている。

俺たち四人も、昇降口近くに張り出されたクラス表の前までやってきていた。

「……見えない」

人だかりの向こうを覗き込みながら、美優が呟く。

俺も負けじと背伸びをする。

「どこだ……小野寺……小野寺ぁ.......っ!!」

「小野寺ー!!掲示板見えるーっ?」

「いや、全然。っていうか人多すぎだろ!」

前にいる奴の肩越しに何とか見ようとするが、肝心のクラス表は人の頭に隠れてほとんど見えない。

仕方なく、俺はさらに背伸びをした。

「……っ、無理!」

美優も隣でぴょんぴょん跳ねている。

「見えた!?」

「何も見えねぇ!」

「私も!」

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