イケメンすぎる、君が好き。
今だけ女子になれたら良いのに。

(.........よし。)

俺は意を決して一歩踏み出した。

同じ学年の女子は俺が彼氏だってことを知ってるし、大丈夫。

いけるいける、俺行ける。

自分にそう言い聞かせながら女子の輪へ向かう。

「葵ー!」

「あ、遥!」

葵が俺を見つけて嬉しそうに笑う。

んふふ、かわい。

今なら行ける!

そう思った次の瞬間。

「はいストーップ。」

女子がすっと一歩前に出た。

「王子は今私達と話してるので。」

「え?」

「彼氏さんはあとでお願いしまーす。」

「えぇ?!」

そのまま押し戻された。

なんで!?

俺彼氏だよ!?

「……。」

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