もうこれ以上、すきにさせないで。

チンピラは思うがままにわたしのワイシャツのボタンを引きちぎった。

カランカランと飛び散るボタンと、わたしの下着が露になる。

思わず怖くて目を瞑ってしまう。


凛に傷だらけの身体を見られることも、今からチンピラに何をされるかも分からない恐怖感。


そのときだった。
「バキッ、」と鈍い音が目の前から聞こえた。


「…?」


目を開けるとチンピラは失神している。
< 40 / 59 >

この作品をシェア

pagetop