君に溺愛をあげる。

嫌われているわたし

ーピピピピッ

朝。目覚まし時計の音で目が覚めた。

中学の制服に着替えて、ご飯を作って、カバンに必要な教科書とノートをつめこむ。

わたしが家を出ようとした時、バタンとドアが開く音がした。

ねむたそうなお母さんが部屋から出てくるのが見えて、思わず背筋をピンっと伸ばす。

お母さん、帰ってきてたんだ…。

お母さんは昨日、仕事で家を出ていたから、今日はいないかと思った…。

「お、おはようございます。」

「………」

「あ、あの行ってきます。」

「いちいち言わなくていいのよ…朝から話しかけないでって言ってるでしょ。」

「は、はいっ…ごめんなさい…」  

すぐに謝って、わたしはカバンを持って家を飛び出した。
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