全員片思い(※ただし全員両思い)~四角関係の正しい解き方を誰も知らない~
リビングのソファで勉強を再開したものの、連日の寝不足がたたって咲良の頭がカクンカクンと揺れ始める。



とうとう船を漕ぎ出した咲良を見て、冬馬は優しく微笑むと、彼女の頭をそっと自分の肩へ誘導して預けた。



「……おやすみ、咲良」



自分の肩にすっぽり収まった咲良の温もりを感じながら、冬馬は愛おしそうに彼女の髪を撫でた。
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