無口な君は、誰よりも綺麗だった。

・新しい居場所

詩side

最近。

学校で少しだけ視線を感じる。

メガネもマスクも付けているのに。

『ねえ、あの子……Astralのボーカルの子に似てない?』


『雰囲気、シンガーソングライターのSonoさんに似てる気がする。』


『じゃあ、もしSonoの妹なら完璧なんだね!』

その言葉を聞いた瞬間。

胸がぎゅっと締め付けられた。

――完璧。

その言葉を聞くたびに、昔の記憶が蘇る。


(……やっぱり。)


隠していたかった。

園崎詩として見てほしかった。

Sonoの妹じゃなくて。

ただの私として。

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