無口な君は、誰よりも綺麗だった。

・夏、音がつなぐ場所

詩side

元メンバーと再会してから数週間。

夏休みも始まり、Astralは日々練習を重ねていた。

今日もいつもの音楽室。

四人で演奏を終えると、山岸先生が手を叩きながら笑った。

「よーし、みんなちょっと聞いてくれ!」

「?」

私たちは顔を見合わせる。

先生は一枚のチラシを取り出した。

そこには大きく書かれていた。

『高校生限定 夏・野外ライブフェス』

「これは……。」

思わず声が漏れる。

山岸先生は嬉しそうに頷いた。

「県内の高校生バンドが集まる、一年に一度の野外ライブフェスだ。
これに出演できるのは、推薦されたバンドだけ。」


「そして――」


先生はにやりと笑う。

「この度Astralが推薦された!」


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