左は陽くん、右は蓮くん。
5.夏の約束
朝起きると少し寒い。
それとは対象的に、外からは煩わしい程の蝉の鳴き声が聞こえてくる。
私は夏服に着替えると、髪をアップにした。
「莉央ーっ!」
陽の声が聞こえて、「すぐに行く!」と返すとクーラーを切った。
階段を降りて、靴を履く。
ドアを開けると、太陽の光が容赦なく照りつけてきた。
「暑いー!」
陽が近付いて来て、私のバッグを手に取る。
最初は不思議だった光景にも、少しだけ慣れてきた。
「まじー、暑ーう」
そう言いながら、私の隣に来た陽。
いつも通りに、手を絡めて握る。
蓮がほんの一瞬、こちらに視線を向けた。
「……暑いんだったら、離れれば?」
その声が妙に低く聞こえた。
陽は私の手を離し、蓮に向かって歩き出した。そして、蓮の肩に手を回す。
「暑くてもー、仲良くしたくない?」
「……別に」
「俺はー、仲良くしたいしー」
「……そう」
何だかんだで、二人は仲良くしている。
それとは対象的に、外からは煩わしい程の蝉の鳴き声が聞こえてくる。
私は夏服に着替えると、髪をアップにした。
「莉央ーっ!」
陽の声が聞こえて、「すぐに行く!」と返すとクーラーを切った。
階段を降りて、靴を履く。
ドアを開けると、太陽の光が容赦なく照りつけてきた。
「暑いー!」
陽が近付いて来て、私のバッグを手に取る。
最初は不思議だった光景にも、少しだけ慣れてきた。
「まじー、暑ーう」
そう言いながら、私の隣に来た陽。
いつも通りに、手を絡めて握る。
蓮がほんの一瞬、こちらに視線を向けた。
「……暑いんだったら、離れれば?」
その声が妙に低く聞こえた。
陽は私の手を離し、蓮に向かって歩き出した。そして、蓮の肩に手を回す。
「暑くてもー、仲良くしたくない?」
「……別に」
「俺はー、仲良くしたいしー」
「……そう」
何だかんだで、二人は仲良くしている。