一途なわたしは諦めない!
『玲。この子が優菜ちゃんよ。仲良くしてあげてね』

最初、優菜とあったときは、なんだこいつ、と思った。

顔もめちゃくちゃ綺麗で、なんだか無性にかわいい、と思ってしまった。

運動も勉強もなんでもできてー。

でもそこは鼻をかけないところが、また魅力的だった。

優菜のいいところだって、俺が一番語れる。

それには自信があった。

優菜はめちゃくちゃ可愛いから、男たちからよく告白されていて、困っていたのを覚えている。

なんだか、優菜、今日浮かない顔してたな。クラスのやつになにか言われたのか?

俺がいないところを狙ってー。許せない。

ぎりっと歯を食いしばった。

優菜を傷つけるものは排除する、

そんなことを思った自分に、ドン引きした。

お、俺…こんなキャラだったか…?

さすがに排除とか物騒なこと考えてたら、優菜も嫌だろう。

あっ…そういえば…。

俺は階段を降りて、荷物を持って、家を出た。





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