辺境のちっちゃな捨てられ領主は敵国女帝のお気に入りのようです~転生幼児、最強の家族とスキルを持つ秘密兵器でした~
いくらガイストがトーリの誓約者だとはいえ、トーリがいない時にガイストに身を預けるのに不安はなかったのだろうか。
だが、リュディアもラウガルトも迷うことなくガイストと共に来てくれた。
嬉しい。
じわりじわりと胸の奥に暖かなものが広がっていく。
「ば、馬鹿な……魔物が、魔物使いを自発的に助けた、だと……?」
「あのさ、聞いてもいい?」
「なんだ?」
床に座ったトーリは、魔物使いの方に向き直った。
「魔物使いが能力を封じられるとどうなるの?」
「……本能のままに動くことになる。シャドウウルフならば、目の前にいる者を食らうだろう」
「……そっか。あなたは、ガイストに陛下を殺させようとしたんだね」
「な、なんだと! 違う、私は、そんなつもりでは!」
トーリの言葉に、貴族は真っ青な顔になった。激しく首を横に振っているあたり、本当にそんなつもりはなかったらしい。
ラウガルトが手早くトーリの縄を切り、首輪も外してくれて、トーリは立ち上がった。
「だって、僕の能力を封じたら魔物は本能のままに動くんでしょ? お城の中でシャドウウルフが暴れたら陛下の身に危険が及ぶことになるよね」
だが、リュディアもラウガルトも迷うことなくガイストと共に来てくれた。
嬉しい。
じわりじわりと胸の奥に暖かなものが広がっていく。
「ば、馬鹿な……魔物が、魔物使いを自発的に助けた、だと……?」
「あのさ、聞いてもいい?」
「なんだ?」
床に座ったトーリは、魔物使いの方に向き直った。
「魔物使いが能力を封じられるとどうなるの?」
「……本能のままに動くことになる。シャドウウルフならば、目の前にいる者を食らうだろう」
「……そっか。あなたは、ガイストに陛下を殺させようとしたんだね」
「な、なんだと! 違う、私は、そんなつもりでは!」
トーリの言葉に、貴族は真っ青な顔になった。激しく首を横に振っているあたり、本当にそんなつもりはなかったらしい。
ラウガルトが手早くトーリの縄を切り、首輪も外してくれて、トーリは立ち上がった。
「だって、僕の能力を封じたら魔物は本能のままに動くんでしょ? お城の中でシャドウウルフが暴れたら陛下の身に危険が及ぶことになるよね」