辺境のちっちゃな捨てられ領主は敵国女帝のお気に入りのようです~転生幼児、最強の家族とスキルを持つ秘密兵器でした~
キヴィが言うには、このあたりで土にいるミミズを食べる鳥型の魔物の数が増えているそうだ。しかも、大量発生していて、このあたりの魔物を食らいつくしてしまう勢いなのだという。
『ならば、大ミミズを呼ぼう。当面は、儂らが栄養を与えればいい』
ガイストが、畑を豊かにする鳥を狩ると言えば、キヴィは土地を豊かにしてくれるミミズの魔物を呼んでくれるという。精霊なのに、魔物を呼べるらしい。
(……深く考えちゃ駄目ってことだろうな)
なにしろトーリは、この世界の理を知らない。精霊と魔物が仲良くするなんてあまり考えたこともなかったけれど、この世界ではそういうことなのだろう。深く考えた方が負けだ。
『薬草は育てないのか? 薬草があれば、薬を作れるぞ』
「村長さん、キヴィが薬草は育てないのかって。育てた方がいいよね?」
「村には、薬を作れる者はおりませんので……年に何度か来る行商人から、買い求めております」
「なるほどぅ」
トーリは顎(あご)に手をやった。
『ならば、大ミミズを呼ぼう。当面は、儂らが栄養を与えればいい』
ガイストが、畑を豊かにする鳥を狩ると言えば、キヴィは土地を豊かにしてくれるミミズの魔物を呼んでくれるという。精霊なのに、魔物を呼べるらしい。
(……深く考えちゃ駄目ってことだろうな)
なにしろトーリは、この世界の理を知らない。精霊と魔物が仲良くするなんてあまり考えたこともなかったけれど、この世界ではそういうことなのだろう。深く考えた方が負けだ。
『薬草は育てないのか? 薬草があれば、薬を作れるぞ』
「村長さん、キヴィが薬草は育てないのかって。育てた方がいいよね?」
「村には、薬を作れる者はおりませんので……年に何度か来る行商人から、買い求めております」
「なるほどぅ」
トーリは顎(あご)に手をやった。