続・恋の終電列車
 親友の清美にはこの度第二子が生まれ、先月男の子が生まれたばかりだ。清美は私の唯一の親友であり、子育ての心強い先輩のため、私は子どもの事なら清美に相談しようと心強い相談相手に感謝した。

 


 ◇




 「亘さんは、あんなに酔い潰れて酔っ払っていた私に、何であんなに優しい声をかけてくれたんですか⁇」

 私の作った料理の品々を食べ、2人でソファーに座って寛ぎながら、私は淀野さんに出会った日の事を思い出し、不意に懐かしくなって何気なく訊ねた。淀野さんは顔を赤くしてでこめかみをぽりぽりと掻いて照れている。

 もう出会って2年以上が経つのに直ぐに照れて顔が赤くなってしまう所は全く変わらないなと少しクスッと笑ってしまった。

 「それは…単純に穂波さんが人生に絶望して嘆いていたから何となく放って置けなくて励ましたかったからで…。後は…単純に綺麗な人だなと…。」

 「あっ、い、今のは忘れて下さい。」

 言葉尻を濁してボソボソと喋る淀野さんは更に顔を赤くして私から逃げるようにお風呂に入りに行ってしまった。

 私の顔から笑みが溢れた。まさか淀野さんも出会った時から好印象を抱いていたなんて、まるで私達は出会う運命だったみたいだなと、あの日思わず最終電車に乗ってしまった事に感謝した。

 





 …………………♡♡♡…………………


 

 「僕も、この前彼女に振られたけど、何とか立ち直りましたよ‼︎人生捨てたもんじゃないですよ。元気出して下さい‼︎」



 



 
 「まあ、僕が言える事じゃないか…。また会えるかな…⁇何て、職務中にこんな事言ってちゃだめか…。」


 (……でも、綺麗な人だったな……)






♡・:*+.:・:*♡





〜続・恋の終電列車〜(完)
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