フェイク・シークレット 〜自分を守るために〜
話していると、また気分が落ち込んでくる。
私の気持ちって、こんなに子供だったんだって。
「分かる。今の俺も……同じだから」
そっか、私は私と同じ思いを朝比奈先輩にさせてるんだ。
「すみません、応えられなくって」
「それはいいんだよ、自己満だから、気にしないで」
「……ありがとうございます」
朝比奈先輩は私の頭をポンポンと落ち着かせるように、たたいてくれた。
朝比奈先輩は、すぐにそんな行動する……!
私もあまりの恥ずかしさに、耳まで赤くなってしまいそう。
「……やめてください、先輩……」
「だめ、壊れそうだから」