はじまりは、再会の後から 〜二人のイケメンからプロポーズされて困惑しています〜
それはさて置き、千雪は慌ててストップをかけた。

「ちょっと待って。上原さんは私が八奈見に近寄らなければ何もしてこないんだよ?付き合うって言うのは逆なんじゃない?一緒に仕事しただけで担当を降りろって言われたのに」

「バカだなぁ。正々堂々一緒に居れば、変な理由を作らなくても撃退できるし守れるだろ?」

「ごめん、言ってることがよく分かんない」

「だから!」

哲平は顔を真っ赤にして千雪を見つめた。

「俺はもう、あいつのせいで瀬戸に避けられたくないんだよ! 高校の時の俺は何も分かってなくて、お前を一人で悩ませた。今回は、何があっても俺の手の中に閉じ込めて、ちゃんと守りたいんだよ……!」

今の言葉を聞いて、千雪も顔を赤くした。向かい合う二人の顔が赤い。
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