はじまりは、再会の後から 〜二人のイケメンからプロポーズされて困惑しています〜
「それじゃ、はい、聞きます。話とは何でしょう?」

つられて翔也も姿勢を正す。

「実は……」

翔也が話を切り出したその時。

どんどんどん!と、入口の扉を叩く音が店内に鳴り響いた。BGMのフレンチジャスが掻き消される程の音だ。

「え?なに?怖いよ」

「おかしいな。ちゃんと貸し切りのプレートを掛けてあるんだけどな」

「うん。確かに掛かっていたよ」

どんどんどん!またもや扉を叩く音がする。

「誰だろ……ちょっと見てくるね」

「うん」

翔也は席を立ち入口へと向かった。
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