落ちこぼれた雫

犯行

自分は今、司と言う奴の職場にいる。
そいつの水筒のなかに、毒を入れ、痕跡を消す。
これであいつは1、2時間後にはこの世をおさらばしてるだろう。 
自分は、トイレで服装を着替えて、本当の自分とは違う格好をした。
灰色を主とした、服装だ。
多分…バレないだろう。
不安に思いながら、あいつの職場をあとにする。
2時間後に、あいつの家の窓から覗こう。
そして、もしまだ生きていていたり水筒を飲まなかったりしていたら、もう一度いれるだけだ。 
でも、良かった、あいつの水筒の中身がコーヒーで。
コーヒーなど味の濃いものなら、毒の味を少しは、良くなり分からなくなる。
深呼吸をし、家の路地を急ぎたいがもしかしたら、誰かが怪しんでついてくるかもしれない。
もし、ついてきて家を特定され、私の犯行がバレたらたまったものじゃない。
近くのカフェ、珈琲図書と言う店にはいる。
ここは、本が沢山あるしもちろんコーヒーはとても美味しく、お昼から夕方はとても混んでいるし、朝は朝でモーニングセットを食べようとして来る人達も多く、夜が一番いいが午後10時までしかやっていない。
ただ、今日はまだ午後8時なので人はちょくちょくいるし、まだ少し忙しそうだ。
そこで自分は、コーヒー&ホットケーキセットを頼んだ。
あんな事をしたんだから、まだ心は灰色のモヤがかかっているが、食欲はある。
直接手を下してないためだ。
美味しいという、ホットケーキを待ちつつ、司の事を考えた。
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