恐怖探偵団と真夏の神隠し
運命を断ち切って
麗奈たちは、暗い山を懐中電灯とスマホのライトを頼りに歩いていく。山は思っていたよりも険しく、麗奈の口から荒い息が吐き出されていった。
「……結構、キツイわね……!」
ゼェハァと全力疾走をした後のような呼吸の麗奈を見て、翼が呆れたように言う。
「普段どんだけ運動してねぇんだよ。このガリ勉」
「……うるさいわね。このピアノ馬鹿」
「あ?やんのか?」
「私、勉強でならあなたに余裕で勝てるけど?」
麗奈と翼の間で火花が散る。優斗が呆れた様子で「二人とも!」と声をかけた。みずきと夜々も二人を嗜める。
「喧嘩は今してる場合じゃないわ」
「喧嘩をしたいなら二人とも下山してください」
「ごめんなさい」
麗奈と翼は謝り、黙って山を登り続ける。登山をする客がそれなりにいるらしく、登山道があることがまだ救いである。
「……ここで霊力が途切れてる」
山道の途中で計が足を止めた。周りに生い茂る木々以外何も見当たらない。麗奈の中に不安が生まれていく。
「……結構、キツイわね……!」
ゼェハァと全力疾走をした後のような呼吸の麗奈を見て、翼が呆れたように言う。
「普段どんだけ運動してねぇんだよ。このガリ勉」
「……うるさいわね。このピアノ馬鹿」
「あ?やんのか?」
「私、勉強でならあなたに余裕で勝てるけど?」
麗奈と翼の間で火花が散る。優斗が呆れた様子で「二人とも!」と声をかけた。みずきと夜々も二人を嗜める。
「喧嘩は今してる場合じゃないわ」
「喧嘩をしたいなら二人とも下山してください」
「ごめんなさい」
麗奈と翼は謝り、黙って山を登り続ける。登山をする客がそれなりにいるらしく、登山道があることがまだ救いである。
「……ここで霊力が途切れてる」
山道の途中で計が足を止めた。周りに生い茂る木々以外何も見当たらない。麗奈の中に不安が生まれていく。