イケメンくんに、溺愛される。
平凡な学園生活を望みますっ!

同居!?

「世良ってさ、肝心な時に天然だよね。」

昼休み、親友の相川 心(あいかわ こころ)が雑誌のページをめくりながらそう言った。

「天然、かあ…。どっちかっていうとまじめって言われたいかも。」

「真面目、かなぁ…。世良は鈍感だからなぁ…。」

ど、鈍感って…。

「わたしは普通だよ…。」 

「でた!!普通じゃないよ、この美貌!」

…申し遅れました。わたし、宮下 世良(みやした せら)中1です。

趣味は小説を書くこと。実は…小説家なんだ。

『SERA』っていうペンネームで活動してるんだ。

「そーいえばさ!新刊めちゃくちゃ良かったよ!」

「みてくれたのっ…?ありがとうっ」

心ちゃんには小説家だってこと話した。

もともと、心ちゃんはSERAを応援してたらしい。

自分の作品が、こうして友達にみられるの、なんだか恥ずかしい…けど、嬉しいかも。むずむずする。

「きゃあ〜!!」

廊下から、そんな歓声が聞こえた。

「藍さまよ!」

「相変わらず美しい…」

「近づきたいわ…。」

また?

視線をたどならくても、分かった。
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