君からもらったチョコは、切なくて、甘い味がした。
一瞬驚いたように目を見開いたのは、私が食いついたからなのだろうか。



颯太くんはチラチラと視線を泳がせながら口を開いた。



「その……俺中学に入ってから気になる人できてさ。その人のイニシャルを言うことになったんだけど……」





言うのを戸惑ったのか、口を閉じたが、また開く。




「そのイニシャルが河合……愛香さん、だっけ?多分その人に当てはまってたんだと思う。俺がかわいいって言ったから……」
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