君からもらったチョコは、切なくて、甘い味がした。
黙っている私を不思議に思ったのか、颯太くんは名前を呼ぶ。


「あっ、うん!役に立てたなら良かった!」



「……、おー!ありがとうっ!向葵!また明日……あ、明日は土曜か!また月曜ー!」



二手に別れている道で、颯太くんと私は別れる。




私はままならないまま颯太くんに軽く手を振る。


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