花束は君を守るために


その夜
蓮は車を運転しながら
小さくため息をついた


蓮「まだ避けてるか……」

あの日
額から流れた血を見た彩花は
ひどく取り乱していた

責任を感じている
だから避けている
それしか思いつかなかった


蓮「話せるようになるまで待ってる……」


苦笑して前を見る

もちろん
本当の理由なんて、知る由もなかった



< 107 / 284 >

この作品をシェア

pagetop