花束は君を守るために
───小さな定食屋
向かい合って座る二人
少し緊張していた
彩花「こういうの……初めてです」
蓮「何が」
彩花「刑事さんとご飯」
蓮は水を飲みながら言う
蓮「俺も被害者と飯食うのは初めてだ」
彩花「じゃあお互い初めてですね」
私は笑った
その時蓮は一瞬だけ目を細めた
蓮「……そのくらい笑ってろ」
彩花「え?」
蓮「笑ってる方がお前らしい」
その言葉に私は少し照れたように俯いた
彩花「ありがとうございます」
蓮「あと
蓮でいい」