男女に友情は存在しない。




私的には毎日、生きていくのに精一杯だった。



太陽ともLINEはするけど、時差があるから…思った以上に連絡は取れなかった。





それにあんまり続かない。

その人と連絡を取るのは結構難易度が高くて…




それは学生の時から変わってない。





意味のないスタンプで返されたり、「そう」「うん」だけで終わる。



ね、コミニケーション取ろうとしてくれるのかな?

でも、仕事かなと思ったら私もしつこくはできないし…






『おはよう』

と、送ったら「おやすみ」って送られてくるし…




『もうLINEしたくない』と思ったのは太陽がアメリカに渡って2週間経った頃だった。






太陽がいない事に慣れたわけじゃないけど…いないことに吹っ切れた感はある。






もちろん今も「会いたい」。

会えるなら会いたいし、抱きしめてほしいけど…





無理だから仕方ない。







たまたま太陽がいないこの時期に上司の人にご飯を誘っていただいて、急遽だけど来週行くことになった。





太陽の存在は言ってないから知らないはず。




けど、久しぶりだから、楽しみかも。

たくさん飲んで、酔っ払ったらどうしようなんて〜…




え、すでに酔っ払ってる説。




お酒を飲んで浮かれて、太陽に電話したら「なんやねん」とキレ気味。




『何で怒るの馬鹿』

「こっち真夜中なんだけど」

『そんなの知らないよ』

「それで、何?」

『来週会社の人と飲みにいくことになったの』

「それだけ?」

『その言い方、酷すぎ』

「少しは寝かせてくれよ」

『勝手に寝ればいいじゃん。もう嫌い。切るね』

「り…」





と、私の名前を言いかけたところで電話を切った。






太陽の声が聞きたいと思った私が馬鹿だった。

少しでも期待して大間違い。






それからというものの、連絡は取っていなかった。





少しくらい寝かせてよって一つ言わせてもらっていいなら…電話は初めてしたんだけど。






太陽の時間を奪ったのは初めてだよ?

それでも、不快だったの?





じゃ、うちら付き合わない方がいいんじゃないの?





温度差を感じる電話だった。

私と離れて、冷めてしまったのかな…




会えない距離にどんどん好きになっていってる自分が馬鹿馬鹿しかった。





なんか、ショックかも。






< 155 / 155 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:2

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

隣の住人。
xoxvov/著

総文字数/192,575

恋愛(純愛)439ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
隣の住人は最悪な奴だった。 絶対好きにならないと思った人に恋をした私。 好きで、好きで…好きでこんなに苦しかったのは初めてかもしれない。 ありがとうの言葉だけじゃ、足りない。 愛してるの言葉じゃ足りないくらい好き。 私を見つけてくれてありがとう。 これからもよろしくね。 2021.810〜 xoxvov
ホスト恋
xoxvov/著

総文字数/76,399

恋愛(純愛)249ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
あの日まで、私は幸せだった。 「別れよう」 彼の言葉に頭が真っ白になって、この世からいなくなってしまいたいと思った。 そんな私と出会った男はホスト男。 チャラ男で、信用はできないけど…私の事を誰よりも愛してくれた。 ホスト男 × 大学生 2016・7/20~ xoxvov
先輩と後輩の関係。
xoxvov/著

総文字数/190,996

恋愛(純愛)350ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
先輩と後輩から始まった私たち。 いつからだろう。 こんな感情になっていたのは、、 気づいたころには、あなたの事が忘れられなかった。 2024.1~2026.7.6

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop