百文字ミステリー その違和感、見抜けますか?

相合い傘の準備

突然の夕立。軒下で雨宿りをする片思いの彼女へ、僕は傘を開いて駆け寄った。「一緒に入る? 」と差し出すと、彼女は嬉しそうに頷き、自分の手にあった濡れた折りたたみ傘をそっとカバンの中に仕舞い込んだ。

【真相】
彼女はすでに自分の折りたたみ傘を使っており(濡れているため使っていた)、雨宿りをする必要はなかった。主人公と相合い傘で帰りたいがために、わざと自分の傘を畳んで雨宿りをするフリをしていたのだ。
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