百文字ミステリー その違和感、見抜けますか?

無人駅の二人

終電間際、誰もいないホームで君を待っていた。やがて電車が到着し、ドアが開く。降りてきた君は僕を見つけて微笑み、そして僕を通り過ぎて後ろの男に抱きついた。僕はただ、その様子を見つめていた。

【真相】
ホームにいるのは「君」と「男」の二人だけ。タイトルが「無人駅の二人」であることから、「僕」は人間にはカウントされない。僕の正体は駅の柱に設置され、ホームを映し続ける「防犯カメラ」だった。
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