恋なんて感情もう捨てたそれなのに
ばあちゃんと過ごせる最後の夜。

あたしはばあちゃんの顔が見える位置に寝た。

斎場にはバスタブまで用意してあって。

最初にじいちゃん。

次にお母さん。

それからあたし。

そんな順番で入った。

バスタブはそんなに広くはなかったけど。

久々にゆっくり入れた。

寝れるかどうか不安だったけど処方されてる薬飲んですぐ寝たらしい。

翌朝弟に寝れたか聞いたら、

『姉ちゃんのイビキがうるさくて寝れんかった』

それ聞いた瞬間笑っちゃって。

ばあちゃんも笑ってやって。

あとは、葬儀前も火葬場での待ち時間も皆笑顔で談笑しよったよ。

いとこの兄ちゃんも、弟嫁のお母さんも皆来てくれとった。

ばあちゃんはこんなにも皆に愛されてた。

それを実感した。

あたしは2週間に1回は帰るけん。

お盆の間は無理やけどごめんね。

今までもこれからもずっとずっと大好きだよ。
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