恋なんて感情もう捨てたそれなのに
ある日思いつきで一緒に売店行こうって誘ってみた。

まさくんは

『そう言うと思ってた』

そう言って小さなバッグを肩から下げていた。

小物使いも上手いな。

そう感じたのを覚えている。

オシャレで尚且つイケメンで。

この頃はまだ自分の感情に気づかずにいた。

気づかずにいれば。

あんなに苦しまずにすんだのに。

ここから先に進むべきではなかった。

あたしは…君の事が…

好きなのかもしれない。

意識した瞬間、あたしはもう戻れなくなっていた。
< 4 / 25 >

この作品をシェア

pagetop