隠しても無駄ですよ、先輩。〜芋女を演じる私と、全部お見通しな後輩〜
全く、話の通じない可愛い子なんだから!!と、今度はひなちゃんが机に勢いよく伏せた。
かわ、いい………。
私、まだ可愛いなんて呪いが残ってるの?
そんなもの、早く消えてしまえばいいのに。
……なんて、真っ直ぐなひなちゃんにこんな黒すぎる本音を、いまは言えるはずもなく。
「恋愛は大人になってからでも遅くないし。仕事始めるあたりでもいいかなって思ってる。……ほら、その頃にはもう忘れてるだろうし、ね?」
ごめんひなちゃん、嘘つきな私を許してください……。
「うーん、ダウトおおお!!」
「え?」
「大人になってからでも…とか言ってるけどあんた!!中学の時に、私はもう恋なんてしないって言ってたの忘れてないんだから!!」
「うわ」
「なによその反応は!図星ってこと!?嘘つきには…こうしてやるっ!!」
「ちょっ、やめてよひなちゃん、くすぐったい」