最後の一瞬、緑だけが残る

「カップラーメンでいい」

本当だったら嬉しかったのに、そっけなくしか返せない。
自分の感情を、うまく、表せない。

「ちゃんと食べろよー」

そんな私を笑い飛ばしてくれる恋兎は、ありがたいけど、関わりやすいけど、家族、とか親子、とかそういうんじゃなくて、ただ信用できる友達、とか幼馴染、とかそんくらいだった。
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