幼なじみは狐の子。〜黒白王子の三角関係〜番外編.自宅訪問撮影〜白王子編〜
自宅訪問撮影〜白王子編〜
新聞部。部室。
伊鞠と桂香は、この間の黒白王子の撮影会の記事のファイルを纏めていた。
㊙と描いたファイルに記事を差し込みながら、伊鞠が言った。
「最近、黒白王子のグッズ戦争がヒートアップして来てる。売れ過ぎちゃって毎回すぐさま在庫がなくなるのよ。ふうむ、どうしようかしらね。」
「……戦線」
「そうだ、この辺で、新しい試みをするっていうのはどう?。黒白王子のお家に押しかけるとか。おうちに行って、黒王子と白王子が普段どんな生活をしてるか具に研究する。どうかしらね?」
「……グッドアイデア」
桂香がぼそりとそう返した所で、ガラガラと戸を開けて入って来たのは黄崎うらら。
うららは、新しい白王子の下敷きを買い求めに来たのである。
「おはようございます、先輩。白王子の新下敷き買いに来ました。今日先行販売って言われて。超楽しみにしてたんですよ。2枚ずつ買います。」
うららが言うと、伊鞠は突然さっとうららの手を取った。
「黄崎さん!。そうよ、黄崎さんに協力して貰えれば。」
「何をですか?」
「ちょっと考えてるのよ。今ね……。」
説明を聞いたうららは笑顔で一言言った。
「もちろん、大歓迎です!。」