甘い初恋を、もう一度。
心の中で泣きながら、目をイケメンさんにうつす。

…相変わらず、顔、めちゃくちゃいい。

目を細めるほどまぶしくて、この世にいて不思議なぐらい、美形だ。

着いていくしか、ないのかな…。

ぎろりと周りから睨まれているのが分かって、ひぇっと小さな悲鳴をだす。

…こんなこと、いや、それよりもっとひどいことを小学生時代の時にやられていたけれど。

『あんた、地味なんだよ!』

昔のことを思い出してしまった。

お、女の子の友達をたくさん作るのが夢だったのに…。

うう、とうなる。

そんなわたしをじっとイケメンさんが見つめていた。

「…ごめんな、行くぞ」

「え?ちょっ…。」

ぐいっと手を引っ張られて、めちゃくちゃ戸惑う。

ドンっと空き部屋に閉じ込まれて、イケメンさんはそう言い放った。
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