甘い初恋を、もう一度。

「かーれーん!」

ぽんっと莉奈ちゃんがわたしの肩を叩く。

「わっ、莉奈ちゃん!来てくれたのっ」

「何言ってるの!当たり前じゃん!親友の結婚式に、誰が行かないと思う?」

そう。

今日は綾人さんとわたしの結婚式。

わたしはウエディングドレスを着て、そわそわと個室で待っている。

「華恋ちゃん、めちゃくちゃ綺麗!」

莉奈ちゃんがきゃっきゃと騒ぐ。

「そ、そうかな…。ありがとう」

お、お世辞でも、嬉しいな…。

「そーだ!華恋ちゃん!これ!」

莉奈ちゃんがわたしに綺麗なネックレスを差し出した。

「え…?なに、これ…。いいの?」

「もちろん!可愛いでしょっ。華恋に似合うと思って買ったの!」

「莉奈ちゃん…」

わたしは涙が溢れる。

「ありがとう…」

「こーら!泣かないでっ!行ったきな!ほらっ」

とんっと背中を軽く叩かれて、前に出る。

「華恋さん。どうぞこちらに」

スタッフさんがわたしにそう言って、わたしは前に出る。

「わっ…」

綾人さん…かっこいい…。

思わず見惚れてしまった。

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