愛故に




彗斗くんとの身長差は20センチ以上もあるからどうしても目を合わすと見上げることになる。



彗斗くんは優しい眼差しで見つめたあと、私の手を取り指を絡め2人並んで歩き始めた。



「1限どうだった?」



「ねむかった、何回も頭がガクってなったけどなんとか耐えたよ。」



「えらいえらい。」



そう言いながら、彗斗くんが笑う。



その笑顔を見ているだけで、さっきまでの眠気なんてどこかに消えてしまった。





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