愛故に
席に着くなり店員さんが運んでくれたお冷にあたたかいおしぼり。
それぞれの前にどうぞと置いてくれる蓮くん。
メニュー表もわざわざ私と彗斗くんが見やすい向きで開いてくれた。
「蓮そっちからだと逆向きで見えないんじゃない?」
「あーいいのいいの大丈夫。」
気にせず見てねと言いにこっと笑う蓮くんはメニュー表を見ることなく、スマホを見ていた。
本当にいいのかな、やっぱり気を遣わせてるんじゃ…。
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