愛故に




席に着くなり店員さんが運んでくれたお冷にあたたかいおしぼり。



それぞれの前にどうぞと置いてくれる蓮くん。



メニュー表もわざわざ私と彗斗くんが見やすい向きで開いてくれた。



「蓮そっちからだと逆向きで見えないんじゃない?」



「あーいいのいいの大丈夫。」



気にせず見てねと言いにこっと笑う蓮くんはメニュー表を見ることなく、スマホを見ていた。



本当にいいのかな、やっぱり気を遣わせてるんじゃ…。




< 89 / 104 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop