『付き合ってない、たぶん』上
「おーーーっと! 噂のバカップルご出勤でーす!!」
翌日の放課後、部室のドアを開けた瞬間、拓海のバカみたいにデカい声が響き渡った。
部室の中には、陸も凛も、他の部員たちも全員揃っていて、
俺たちが入ってきた瞬間に「ヒューヒュー!」と拍手喝采が巻き起こる。
「おい、拓海。練習前からうるせぇぞ」
蓮がいつもの冷徹なエースの顔に戻って睨みつけるが、耳の付け根が真っ赤なのは隠せていない。
「何言ってんだよ蓮! 昨日のステージ、全校生徒の前で『拓海なんかじゃねぇ、俺だけを見てろ!』だもんなぁ!? 俺、完全に悪役じゃん! 彼女に『なんか浮気疑われてるよ?』ってLINEしたら大爆笑されたわ!」
翌日の放課後、部室のドアを開けた瞬間、拓海のバカみたいにデカい声が響き渡った。
部室の中には、陸も凛も、他の部員たちも全員揃っていて、
俺たちが入ってきた瞬間に「ヒューヒュー!」と拍手喝采が巻き起こる。
「おい、拓海。練習前からうるせぇぞ」
蓮がいつもの冷徹なエースの顔に戻って睨みつけるが、耳の付け根が真っ赤なのは隠せていない。
「何言ってんだよ蓮! 昨日のステージ、全校生徒の前で『拓海なんかじゃねぇ、俺だけを見てろ!』だもんなぁ!? 俺、完全に悪役じゃん! 彼女に『なんか浮気疑われてるよ?』ってLINEしたら大爆笑されたわ!」