隣の席の佐竹くんには…
放課後。
当たり前のように部活道具を準備している七恵にギョッとした。
「もしかして部活に行くつもり?」
「うん。来週、練習試合があるからねー」
「悪化したらそのほうがヤバいでしょ」
「大丈夫大丈夫!使うの右手だし。基礎的な練習はできるから」
七恵は笑ってみせるが、左手首に巻かれたテーピングが痛々しくみえる。
「やめなさい」
「大丈夫」
「頑固」
「無表情」
「それ今、関係ないよね?」
そんな言い争いをしていると、
「梅沢さんの言う通りだよ」
と、二人の会話を聞いていたらしく背後から佐竹君がひょっこりと顔を出してきた。
急に出てこられるとビックリする。
「無理したら治るものも治らなくなるよ」
「ほら、佐竹君だってそう言ってるし」
"無表情女"と"顔隠れ男"に責められて、流石にたじろぐ七恵。
「わかったよ。今日は大人しくしてる…けど、顔出さないといけないから行くけどね!じゃあ、また明日~!あ、佐竹君もまたね〜」
ひらひらと手を振って七恵は逃げるようにして教室を出て行った。
佐竹君に対する態度が驚くほどに変化している。
こうやって周りが少しずつ変化していけばいいんだけどなぁ…。
そんな思いで横目で佐竹君を見ると、彼はお菓子を頬張り始めていた。
そのタイミングで食べるのおかしいよね。
ジッと見つめていると、それに気づいた佐竹君がお菓子を差し出してくる。
「梅沢さんも食べる?」
欲してはない。
「……あ」
このお菓子は…
そこには"カロリーダイエット"と表記されている。
当たり前のように部活道具を準備している七恵にギョッとした。
「もしかして部活に行くつもり?」
「うん。来週、練習試合があるからねー」
「悪化したらそのほうがヤバいでしょ」
「大丈夫大丈夫!使うの右手だし。基礎的な練習はできるから」
七恵は笑ってみせるが、左手首に巻かれたテーピングが痛々しくみえる。
「やめなさい」
「大丈夫」
「頑固」
「無表情」
「それ今、関係ないよね?」
そんな言い争いをしていると、
「梅沢さんの言う通りだよ」
と、二人の会話を聞いていたらしく背後から佐竹君がひょっこりと顔を出してきた。
急に出てこられるとビックリする。
「無理したら治るものも治らなくなるよ」
「ほら、佐竹君だってそう言ってるし」
"無表情女"と"顔隠れ男"に責められて、流石にたじろぐ七恵。
「わかったよ。今日は大人しくしてる…けど、顔出さないといけないから行くけどね!じゃあ、また明日~!あ、佐竹君もまたね〜」
ひらひらと手を振って七恵は逃げるようにして教室を出て行った。
佐竹君に対する態度が驚くほどに変化している。
こうやって周りが少しずつ変化していけばいいんだけどなぁ…。
そんな思いで横目で佐竹君を見ると、彼はお菓子を頬張り始めていた。
そのタイミングで食べるのおかしいよね。
ジッと見つめていると、それに気づいた佐竹君がお菓子を差し出してくる。
「梅沢さんも食べる?」
欲してはない。
「……あ」
このお菓子は…
そこには"カロリーダイエット"と表記されている。