学園のトップスリーは、顔面偏差値が高すぎるっ!
やばい、時間なくなっちゃう…!

まあ、あと五分だから大丈夫か。

「美空。どこ行ってたんだよ」

「京ちゃん!」

教室に入ったら、幼なじみの中田 京一(なかた きょういち)に声をかけられた。

京ちゃんはわたしの大切な友達なんだ!

あっ、恋愛の意味はないよ?

男の子が苦手っていうのは、悪いことをする男の子が苦手ってことだから!

「えっとねー。屋上だよっ。」

「…ふーん。」

なぜか不機嫌な京ちゃん。

ど、どうしてだろう…と疑問が隠せない。

先輩、かっこよかったな…。

わたしはそんなことを思っていて、思わず「ううう」とうなる。

そんなわたしを、じっと京ちゃんが見つめていた。



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