源平異聞
シクシク、メソメソ。


「あっ、道行く人発見!」


私が叫び指を指すと道行く人は振り返った。


「なに、急いんでんだけど」


「えっ、あっえっと〜…」


私は言葉を濁らせる。


もしかして前髪で見えなかったけどこの人、イケメン!


「何にもないなら話しかけないで」


「えっと〜平城京学院とやらはどこに?」


彼は私をジッと見つめる。


「転入生か、ついてきて」


「あっ、はい!」


頷いたは良いんだけどこの人、足長いから追いつけない!
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